アプリやWebサイトのデザインの流れ
アプリやWebサイトのデザインを行う際は以下のような3段階の流れが基本です。
- 戦略を決める
- 要件定義をする
- 構造を設計する
1. 戦略を決める
Web戦略は、企業の目標を達成するために外部環境と内部環境を考慮してアプリやWebサイトに対する施策を決定するものです。目標からブレイクダウンして戦略を組み立てます。
ゴール設定を行い、KGI(Key Goal Indicator)を設定します。自社の商品・サービスのユーザーを考慮して、Web施策を実施するターゲットを決めることが重要です。
2. 要件定義をする
要件定義は、Webサイトやアプリの仕様を決定する工程です。5W1H(Why、When、 Where、Who、What、How)を考慮して、目的やターゲット、機能、デザインなどを明確にします。要件定義で決めた内容は、設計や制作、公開にも影響します。不十分な要件定義は手戻りや品質低下のリスクを高めるので注意が必要です。
3. 構造を設計する
Webサイトの構造設計は、サイトの運営方針やコンテンツ内容に一貫性を持たせるために重要です。コンセプトや方向性を明確にすることで、プロジェクト進行時のブレを防ぎます。
サイトの骨組みをしっかり設計することで、ユーザーがサイト内をスムーズに移動できるようになります。
UI/UXデザインとは何か?
前章ではアプリやWebサイトのデザインを行う時の流れを紹介しました。本章では、UI/UXデザインとは何かについて詳しく紹介します。
UI/UXデザインの目的
UI(ユーザー・インターフェイス)とUX(ユーザー・エクスペリエンス)デザインは、ユーザーが製品やサービスを利用する際の体験を向上させるための重要な要素です。
UIは、ユーザーとプロダクト(製品)をつなぐ接点を意味します。UIデザインとは、Webサイトやアプリケーションのデザイン性や操作性を指します。UIデザインを通してユーザーが使いやすいと感じられるプロダクトが求められます。
UXはプロダクトやサービスを通じて得られるすべてのユーザー体験を意味します。
UIよりも広範囲にわたり、顧客対応や商品の配達、サービスのクオリティすべてを含みます。ユーザーに好まれるWebサイトやアプリケーションには、UXデザインが最も重要だと言えます。
UIデザインとは
UIデザインは、ユーザーがWebサイトやアプリを快適に使えるように設計するプロセスです。具体的には以下のポイントが重要です
1.ユーザーと接点の設計
フォント、ボタン、イラスト、メニュー、入力欄など、ユーザーがコンテンツと接するすべての要素を設計します。
2.ユーザー体験(UX)との関係
UIはUXを構成する要素の一部であり、使いやすいUIデザインがUX向上につながります。
3.UIデザインの重要性
UIデザインが優れているか否かで、サービスの利用率に大きく影響します。ユーザーがスムーズに使えるUIデザインを意識することで、ユーザー満足度を向上させ、成果につなげることができます。
UXデザインとは
UXデザインは、ユーザーがサービスや製品から得られる体験を設計することを指します。UXデザインでは具体的に以下の要素を考慮します。
1.ユーザーの目的達成
使用者が目的を達成するための機能設計を含みます。例えば、webサイト内でほしい情報までスムーズにたどり着ける導線設計などが該当します。
2.ユーザーの満足度
例えばフォントやフォントサイズから情報がスムーズに伝わってくるデザインや、使いやすいUIがユーザーの満足度を高める要素です。
3.感情や感覚の考慮
ユーザーが商品やサービスを利用する際の感情や感覚を考慮します。UXデザインは、ユーザーが体験する感情や感覚をデザインすることも含まれます。
UI/UXデザインの重要ポイント
前章ではUIデザイン、UXデザインとは何かを紹介しました。本章ではUI/UXデザインを行う際に重要となるポイントを紹介します。
PDCAサイクルを回し、改善を繰り返す
UI/UXデザインは常に改善を重ねるプロセスが必要です。ユーザーフィードバックを収集し、こまめにPDCAサイクルを回してデザインを最適化しましょう。
顧客が満足するか
ユーザーが使いやすい導線や直感的な操作を意識することが大切です。おしゃれなデザインよりも、ユーザーのニーズを満たすデザインを重視しましょう。見た目はすぐに慣れてしまいますが、操作感の良さ・まずさは顧客満足に直結します。
競合サービスと比較する
競合他社のサービスやWebサイトと比較することで、自社のサービスの強みや改善点を見つけることができます。競合サービスが何かを見つけ、そこから学ぶところは学ぶのがよいでしょう。
モバイルファーストへの意識
アプリやWebサイトのUI/UXデザインを行う際に重要なのが、モバイルファーストの意識です。今はパソコンのWebブラウザを使う人よりもスマートフォンからアクセスする人が多いため、スマホユーザーを意識することが大事となります。
PC版と同等の情報が取得出来るか
PC版とモバイル版で同等の情報を取得できるかどうかは、個別のWebサイトやアプリによって異なるので注意が必要です。
また、モバイル版では画面サイズが小さいため、コンテンツの表示を適切に調整したり、情報の階層構造を工夫する必要があります。
シンプルで視認しやすいデザイン
シンプルで視認しやすいデザインは、ユーザーにとって重要です。以下に、シンプルで視認性を高めるためのポイントを紹介します。
1.適切なフォントとサイズ
シンプルなデザインでは、フォントの選択とサイズが重要です。
2. 適切な行間と文字間
行間と文字間を調整して、テキストが詰まりすぎないようにします。適度なスペースを設けることで、読みやすさが向上します。
3.適切なカラーパレット
シンプルなカラーパレットを選ぶことで、視覚的な混乱を避けられます。コントラストを考慮して、文字と背景の色を選びます。
4.余白の活用
余白を適切に使うことで、デザインがすっきりと見えます。要素同士の距離を調整し、視線の誘導を考慮します。
5.シンプルなアイコンとグラフィック
アイコンやグラフィックはシンプルで明確なものを選びます。不要な詳細を省いて、必要な情報だけを伝えるデザインを心掛けます。
指が届きやすい範囲を意識する
ユーザーはスマホを片手で操作することが多いため、親指で届く範囲に重要な要素を配置しましょう。ボタンやリンクは画面下部や中央に配置することで、親指で簡単にアクセスできるようにします。
また、ボタンやアイコンのサイズを適切に設定し、指で簡単にタップできるようにします。
ボタン同士の間隔も適度に広げて、誤タップを防ぎましょう。
テキスト入力欄は画面下部に配置することで、親指で入力しやすくします。
軽量化とパフォーマンスの最適化
モバイルファーストでは、ページの軽量化が重要です。画像やスクリプトの最適化、不要なリソースの削除などを行い、ページ読み込み速度を向上させましょう。ユーザーはスマートフォンでのページロード時間に敏感であり、速度が遅いと離脱率が高まります。
まとめ
本記事では、アプリやWebサイトのデザインの流れを解説しました。これらデザインの全体像を把握し、適切なUI/UXデザインが可能なデザイナーを採用し、一から教育することは簡単なことではありません。
そこで弊社EOR(雇用代行)サービスを使うと、フルタイムのデザイナーを月額13.5万円から採用ができます。また、EOR以外にも週に1,2回の稼働で数ヶ月働いてもらうという短期採用も可能です。
EORの詳細についてはこちらの記事でお話ししているので、ぜひご確認ください。
自社でデザイナーの雇用を考えている方はぜひEORサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
